「トイラボで現像しました!-第6回-Belair X 6-12 × FUJICOLOR PRO 160 +写ルンです」
あけまして、おめでとうございます。
昨年はありがとうございました。そして、今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。
1月です。今年の抱負は「咲」です。華やかに花咲く一年になるようにとの目標を掲げ、書初めで「咲」を書こうとしたのですが、うまくいきません。
最後の払いがどうしてもうまくいかず、苦戦の末、結局ひらがなで「さく」と書いてしまいました。
書き上げた「さく」は、思い描いていたパアァッと華やかな「咲」のイメージとはなにか違う、なんだかさっくりとした感じの文字。(…思わず紙の余白に花の模様を書き足し。)
こうなったらさっくりと花咲く一年にしていきたいと思います… 😀
年初めの「トイラボで現像しました!」はリトライの「Belair X 6-12×FUJICOLOR PRO 160 NS 120 」また、今回「写ルンです」でも同じ情景を撮影させて頂いたので、撮り比べという形でご紹介させていただきます。
■写ルンです Room&Day Super
~レンズ付きフィルム~
写ルンですは、「レンズ付フィルム」という種類に分類されます。
レンズ付フィルムとは、フィルム交換をしないことを前提とした構造の、取り扱いやすい手軽なカメラのことです。
引用:
カメラとしては、ごく簡易な固定焦点式がほとんどで、シャッタースピードも固定されている。
フィルムの巻き上げは撮影1枚ごとに指の腹でダイヤルを回転させる手動式で、使い切り式であるためフィルムの自在な巻き戻しや交換はできず、裏蓋もない。ただし、紙製の外装の下にはフィルムや電池の取出し口が存在する。
露出調整はラティチュードの広いネガフィルムに頼り、絞りもあらかじめ絞られて(F11 – 16程度)パンフォーカスによりピント調節を省略している。このため、ユーザーは最小限のカメラ操作で簡単に写真を撮影することができる。
(レンズ付きフィルム)
以前はこれを用いた撮影が主流でした。卒業式や体育祭の撮影にはこの「レンズ付フィルム」がどこかしこから登場し、あまりに多くの人が持っているので、自分のカメラが分からなくならないように油性マーカーで名前を大きく書いたり、カメラを覆っている紙パッケージを剥いでわかりやすくしたりといろいろな工夫をされていたカメラです。…懐かしい。
~「写ルンです」という名前~
実は開発当初は違った名前、「パッ撮りくん」(忍者ハットリくんのもじり)という名前が商品名候補に挙がっていたそうです。
この名前、チーム内での評判はあんまり。(確かになんだかぱっとしません。)
しかしそれに代わる新たな名前が思いつかずに上層部へのプレゼンの日を迎え、その席で上司に「本当に写るのか」と問いただされたときに、開発責任者はとっさに「写るんです」と返答。その語感の軽快さと、説明いらずの明快さに気づいた責任者の機転によって名前が決定。その後「ルンルン気分で撮れる」との意味を合わせ、正式に「写ルンです」という名前に決定。
なんて逸話があるそうです。
■実際に撮影を行い、トイラボに頼んでみました☆
納期:
1月16日の17時過ぎにトイラボのHPにログインして、現像・スキャニングの注文をしました。
1月17日の17時以降にはダウンロードの案内が届き、ダウンロード完了!
■Belair X 6-12 ×FUJICOLOR PRO 160 NS 120
×
■写ルンです Room&Day Super
仕上がり:Belair X 6-12 ×FUJICOLOR PRO 160 NS 120の仕上がりはやわらかく、ふわっとした感じに仕上がっています。陽の光も優しい。なによりも、ちゃんとした写真が撮れたのが、とても(非常に)うれしいです。対して、写ルンです Room&Day Super、色の出方にやはり違いが出ています。空の青さや椿の色が強いです。粗い感じもしますが、これはこれでいい味がでている気がします…♪
撮り比べをしてみて、カメラ・フィルムによってこんなにもはっきりと感じや色の違いが出る、ということを実感。また、自分がどのような色味や雰囲気が好きかを知るのにとても良い方法だとも感じました。そして、今回何よりも!Belair X 6-12で、一枚でもきちんとした写真が撮れたことが嬉しかったです。
今年は、もっと勉強して、Belair X 6-12をマスター、及びもっとカメラ・写真に詳しくなり、撮りたい写真というものを突き詰めていきたいと思います^^ 2013/01/21 後根
Belair X 6-12:
http://japan.shop.lomography.com/cameras/belair-city-slicker