トイカメラの教科書 第69回 「カラーネガフィルム【Svema Color125】の試し撮り」


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こんにちは、雨樹一期(あまきいちご)です。今年も残りわずかですね。夏が終わると早いです。今年、ではなくて来年の内にやりたいことはたくさんあるので、残りの一ヶ月半で計画していこうと思います。
さて、今回はフィルムのコラムです。先日の東京WSで使用した『Svema Color125』についてです。初めて購入したのは今年の夏で、まだ数本しか使っていませんが、まるでクロスプロセス現像したかのようなネガフィルムです。
『Retro Chrome』を販売している、「Film Photography Project」で購入可能です。日本でもこれからネット販売する店舗は増えていくかもしれませんね。
まず、Svema(スヴェーマ)は社名です。ウクライナに本社があったみたいですが、倒産して工場も閉鎖されています。出資により製造が続けられているみたいですが、HPがロシア語?なので、いま現在どのように活動をしているのかよく分かりません。『Svema Color125』を今も製造しているかは不明です。過去に製造された残りを巻き直しているから『期限切れ』、かもしれませんね。とにかく情報が少ないので、誤りがあるかもしれません。気になる方は調べて見て下さい。そんなことよりも発色などの特徴が気になりますよね。
ちなみに僕はこのフィルムの100フィート缶を購入。フィルムローダーで詰め替えてワークショップで使用しました。「Deep Color100」というフィルム名で、パトローネにオリジナルシールも貼っています。TOP写真のフィルムがそれです。

□ Svema Color125
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感度設定は100で撮っています。ISO125のフィルムですが、ややアンダー気味に撮れます。晴れや曇りの日に撮ったのですが、爽やかさは無く、こってりでややダークです。青は濃紺になります。
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こちらは雨の日。少し色味が変わりますね。どちらも一般的なネガフィルムにはない雰囲気で面白いです。
まだ3本しか撮っていませんが、適正露出だったり、アンダーになったりと、安定感はありません。撮影カメラがLC-Aだからかもしれませんが、フィルムの特徴でもあると思います。
ちなみに、フィルムの感度がISO100だとしても、そのフィルムの全ての箇所がISO100ではないと聞いたことがあります。フィルムメーカーによって、その安定性も変わるので、『Svema Color125』はもしかすると50〜200に近い部分もあるのかもしれませんね。
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Svemaのフィルムは他にもモノクロやレッドスケールがあります。モノクロも1本試してみました。

□ SvemaFOTO200
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モノクロなので富士やコダックなど、他のブランドとの大きな違いはパッと見じゃ分かりませんね。ただ、Svemaのモノクロは超低感度〜400まで販売されているので、シーンによって使い分けることが出来そうです。


ここからは9月に開催した東京WS「ノスタルジックが止まらない」の参加者様の写真をいくつか掲載していきたいと思っています。場所は「江戸東京たてもの園」。使用して貰ったのは、Retro Chrome320を詰め替えた「70’s SUMMER」と中国製のモノクロフィルム「Lucky SHD100」になります。

□ 70’s SUMMER リバーサル現像
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□ 70’s SUMMER クロスプロセス現像
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□ Lucky SHD100
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以上、参加者のみなさんの写真です。同じフィルムでも惹かれる被写体、捉え方はそれぞれですね。僕も参考になります。
てことで、僕の撮影した写真も掲載しておきます。他のフィルムを使ったり、多重露光もしていますが(笑)。

□ 70’s SUMMER リバーサル現像
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□ FUJI PROVIA400X クロスプロセス現像
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□KODA EKTACHROME E100VS クロスプロセス現像(多重露光)
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二日間共にお天気に恵まれたワークショップになりました。「江戸東京たてもの園」は雨も似合いそうな場所ですが、やっぱり光がある方がいいですね。
講座場所やたてもの園のある公園は桜の名所でもあります。来年のその時期にまたやりたいなーと考え中です。


takara

 【東京(鴬谷)展示】パラレル宝箱

・11/3(木)〜11/30(木)  入場無料
11/3(木)より、鶯谷にあるレンタルボックスギャラリー「気持ち太極拳・繊維街文化堂」にて約一ヶ月間の展示がスタートしました。
5つのレンタルボックスにて、5つの世界を創り出しています。バックハンガーやコンパクトミラー、ブローチやリボンバレッタなどのオリジナルグッズ。その他、パトローネキーホルダー、写真をプリントした革に張り替えたLOMO LC-A、張り替え革の販売など、全てのグッズに写真を使用しているので、平面以外でも堪能して頂けるかと思います。大きな展示ではありませんが、東京では久しぶり。ぜひぜひです!

・詳細はコチラより。
・アクセスはコチラより。
*郵便局の前、美容室の隣。「もしかしてここ?」ってビルの二階です。細い階段を上がって右側になります。→GoogleMAP


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