トイカメラの教科書第61回「桜の撮り方」


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こんにちは雨樹一期です。春なのにまだまだ寒いですね。今年は桜の開花が遅いようです。ていうことでかなりギリギリではありますが、今回のコラムは桜の撮り方コラムです。桜はあっという間に咲いて散ってゆきます。その儚さがゆえに美しいと感じのかもしれませんね。
定番的な撮り方といえばとにかく桜の木に寄って花びらを接写ですね。スマホでもみなさんその撮影です。定番なので似通ってしまいます。どこかで見たことのある普通の写真になりがちです。だから背景をボカして、花びらをキレイに撮りましょう…って、これじゃわざわざ桜の名所にいかなくても、近所でも撮れますよね。と、いきなりダメだしをしていますが、それはそれで撮影しておいて、その後は桜の木全体を撮りましょう。


○桜の花びらではなく、桜のある風景を撮影する
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花びらを撮った後は、桜のある風景(全景)を撮りましょう。木は全体入れてもいいし、一部分だけでもいいです。近所の公園など、穴場スポットはあるはずです。名所にはない何気ない日常は暖かく、しあわせな一枚になります。
桜の咲いているその場所の雰囲気を切り取りましょう。


○桜+αを考えて撮る
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屋形船、カラータイヤ、観覧車、阪急電車、象、猫、などなど。
桜は主役にもなれるし、名脇役にもなれます。「うわー、桜だーキレイだーー!!」ってハイテンションで木にどんどん近付くのではなく、先ほどと同じように少し引いて、+αの何かを入れて撮影しましょう。
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こちらの写真はその+αの為に待って撮りました。たとえば道に走るのが黄色や赤い車ならアクセントになりますが、黒や白だとあまり絵になりませんよね。そう思って少し待っていたら、郵便配達員と幼稚園のバスが通ってくれました。これがあるのとないのでは写真の印象も随分変わります。桜の木の影が落ちているのもポイントですね。光と影も意識しましょう。12


○花びらは地面にも落ちています
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寄って花びらを撮るのなら、落ちている花びらも撮影してあげましょう。桜を見る時はみんな上を見上げていますが、足下にも桜の花がありますよ。
葉桜になる頃は桜の花びらの絨毯になります。


○花ではなく木を撮る
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桜の花びら、よりも木の枝にピントを合わせて撮ります。木の真下から見上げるように撮ると迫力が出て、逆光でシルエットになるように撮るとドラマチックになりますよ。

このように、同じ桜でも距離を変えて撮るだけでも雰囲気は変わりますね。
あまりいろいろと書き過ぎても読んだ記憶に残らないと思いますので、これくらいに。
いつも近寄って撮影していた方は、全景を撮ることを心掛けてみましょう。


さて、私事ですがただいま個展を開催中です。開催期間は当初より少し伸びて、4/19まで。カフェギャラリーのために、貸し切り営業の日がありますので、お店のHPより予約状況を確認してお越し下さいませ。
広〜いカフェ全面に写真を展示しており、ゆっくり見れるギャラリースペースもあります。かなりの写真点数なので、きっと満足して頂けるかと思います◎
ヒカリのキセキ

日程:2017.3.14(火)〜4.19(水) 11:00〜18:00

*最終日は15時まで *カフェ貸し切りの日があります。ご来場の前にカフェHPにて予約状況を御確認下さい。

場所:ボダイジュカフェ/Bodaiju Cafe

〒530-0026 大阪府大阪市北区神山町1-5扇町公園ビル1F  TEL : 06-6361-3303 HP : http://www.bodaiju-cafe.com/ 地下鉄堺筋線扇町駅6番出口より梅田方面に徒歩3分  各線梅田・泉の広場より扇町通りを扇町公園に向かって徒歩10分
□Facebookイベントページ >https://www.facebook.com/events/395758600791853/

主催:トイラボ

演出:>SORA Synesthetic Design Studio

ヒカリのキセキ裏


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雨樹 一期(あまき いちご)
1977年生まれ。大阪出身のプロ・トイカメラマン。観覧車写真家。トイカメラならではの色彩と、淡く鮮明な表現を自在に操り、写真を通してどこか懐かしくポエティックな視覚世界を表現する写真作家。東京ドーム『SPA LaQua』にて環境映像作品「心の観覧車」の上映。WEBや雑誌にてトイカメラコラムの連載。携帯のきせかえツール、スマートフォンのきせかえカレンダーへのコンテンツ提供。電子書籍の出版。東京、大阪、パリで写真展の開催。トイカメラ講師など、幅広い活動を展開中。書籍に「しあわせの観覧車」「一期一会」など。

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