「トイラボで現像しました!-第1回- PENTAX auto110 × 110Fukkatsu フィルム」
こんにちは。そして、はじめまして。 私、ギズモショップの 後根(あとね) です。
写真とカメラが好き(非常に)ですが、そう詳しいわけではありません。
様々なカメラや現像、フィルムに挑戦し、自分らしい写真の雰囲気を作りだせていくことができたら…と常日頃考えております。
この、「トイラボで現像しました」では、多種多様にあるカメラとフィルムを組み合わせて撮影を行った後、 トイラボで現像して仕上がりをお伝えする、ちょっとしたレビューです。
お時間があるときに目を通していただけると嬉しいです♪よろしくお願いします。
さて、「トイラボで現像しました!」の第一回目は
PENTAX auto110 × 110Fukkatsuフィルム です。
■PENTAX auto110 について。
見た目から入っちゃいますと、かわいいです。もーかわいいです。 手のひらに収まるすっぽりサイズ。
フィルムを入れるのもちょちょちょいっと簡単です。撮影も1シャッターで2巻き(手間をかけるのがうれしくなる。) またこのカメラ、一応 超小型一眼レフであり、宇宙にも行ったことがあるカメラなんです。
アメリカの無人衛星に搭載されたらしく、落下の衝撃にも耐えることのできたそうです。
つまり…かわいくて、タフ!
■110Fukkatsuフィルムについて。
110と書いて、”ワンテン”と呼ばれます。 画面サイズは13×17mmと小さ目です。
1972年にコダックが発表したのが始まりで、 それ以前に発表されていた126フィルムの特徴を継承しつつ小型が図られたフィルムです。 トイカメラとして支持されるも、2000年に入り、様々なフィルム会社が生産終了。 2010年の時点でなんとすべての生産が終了してしまったフィルムなのです。
…しかし!2012年ロモグラフィーが Ocra 110B&W film(モノクロ)を発表し、今ではカラーも! そして新たに、もう一社が、この110フィルムの販売を開始したのでした…
■実際に撮影を行い、トイラボにオーダーしました☆
納期:
8月27日の17時過ぎにトイラボのHPにログインして、現像・スキャニング・プリントの注文を。
8月28日のお昼過ぎには、スキャニングが完了し、ネット上で見ることができるようになっていました…!早い!
8月29日にはプリント・ネガが到着し、ご対面です・・・☆
※注1)私の場合、郵送ではなく店頭請受渡しです。
※注2)オーダーフォームでフィルムを選択する場合、
フィルムメーカー:その他メーカー
フィルム名:110 Fukkatsu ISO400カラー or 110 Fukkatsu ISO100モノクロ
仕上がり: 写真:写真は、粒子の粗さはあるものの、色がきれい!
また、自然の光がきれい。カラーとモノクロを頼んでいたのですが、カラーは特に、きれいに色がでています。
モノクロも陽光がまばゆく、優しい仕上がり。印画紙が白縁で、紙の種類がセミグロスなのもこのフィルム にあっているようです。
スキャニング:ダウンロードがお手軽でした!写真枠に関してもモノクロの方は、パーフォレーション付の画像データもあり、以下のようなかわいい仕上がりにしていただくことができました♪ 色もきれいに出ていて、満足の仕上がりです^^
トイラボのスキャニング(データ化)はプリントからでなくフィルムから直接ダイレクトスキャニング。対応するお店も非常に少ないそうです。
今回かかった料金:
24枚撮りのモノクロ Iso100→ 現像:680円 スキャニング+ プリント:1,520円
合計:2,200円(税込)
24枚撮りのカラー Iso400→ 現像:630円 スキャニング +プリント:840円
合計:1,470円(税込)
送料:160円
総合計:2,200+1,470+160=3,830円 総合計:3,830円
※CD-Rにまとめてもらうなどするともう少しお値段がかかるようです。
110フィルムは手間をかけて撮るほどにかわいくなっていきます。
9月を迎え、夏とは違ったいろいろな景色や瞬間をこのカメラでとらえていきたいな、と感じています。
今回はトイラボで PENTAX auto110 × 110Fukkatsuフィルムをお送りしました。
110カメラをお持ちの方!110フィルムが復活していますよ!ぜひお試しください♪ 2012/9/3 後根