「トイラボで現像しました!-第5回-Belair X 6-12 × FUJICOLOR PRO 160 NS 120」

こんにちは。後根です。
街の中を歩く人々の背格好が暖かになってきました。12月です。
寒いと嬉しいこと。ほかほかの肉まん。
昨年まで私、関東にいたのですが、関東のコンビニで肉まんを買うと酢醤油が…ついてこないっ!!!(加えて、ミスドに行っても無いっ…)驚きと少しの悲しみを感じたことを今でも覚えています。そんなつもりで、今年初の肉まんを買い、袋から取り出すと酢醤油が…!
…ビバ!九州!
そんな冬に送る「トイラボで現像しました!」は
「Belair X 6-12×FUJICOLOR PRO 160 NS 120」についてです。

■Belair X 6-12

 

このカメラ、ロモグラフィーさんが先日発売されたばかりの中判フォーマットカメラなのです。横に広めのちょっと大きめのボディ。そこにあるボタンを押すと、ジャバラがでてくるという仕組みになっています。シャッターは、レンズ近くの側面についている形になります。ISO設定は出たジャバラの後ろの部分にあるところで行います。今回のフィルムは160で、設定の中にはなかったので、ISO100とISO 200の間に設定いたしました。

レンズは90mmと58mmの二種類。サイズは6×12のパノラマ写真、6×6のスクエア写真、6×9の写真という3タイプから選ぶことが出来ます。

撮影してみたところ、シャッターを切ってフィルムを巻くのがとても楽しく、気づくと撮り終わっているという状態だったのですが、初めてとった写真を現像に出したところ、難しさを実感しました。。。

FUJICOLOR PRO 160 NS 120

このフィルム、もともとスタジオポートレイト撮影用に肌色表現等が最適化されているようです。また、色再現性の向上がなされているらしく、赤・紫・青・黄色等の色の発色がよいとのことです。実際に撮影・現像後の写真の仕上がりを見てみて、青みがかっている感じがします。やわらかな落ち着いた青です。青みの影響なのか撮影した椿の赤色も発色がよいです。前回使用したAGFA VISTAも発色の良いフィルムで有名ですが、このフィルムはAGFA VISTAの溌剌とした発色というよりは、少し落ち着いた大正ロマン時代のような発色をしている、という感じを受けました。趣深い日本のフィルムです。

■実際に撮影を行い、トイラボに頼んでみました☆
納期:
12月12日の17時過ぎにトイラボのHPにログインして、現像・スキャニングの注文をしました。 
12月13日の17時以降にはダウンロードの案内が届き、ダウンロード完了!

仕上がり:

 

写真とは改めて難しいものであるということを知ることができる作品群たちができていました…。ブレブレ率が90%。シャッターが側面についているので、シャッターを切るときに本体も揺らしてしまっていたようです。また、フィルムを巻くときには枚数表示に気をつけて撮影はおこなっていたものの、意図しない多重露光がいくつかというよりほぼ見られます…6×6や6×12等をまぜこぜになってしまった影響だと思われます…ショック。気を取り直して、第二回目に撮影を行ったところそちらもフィルムのまき太りを起こし、光漏れをさせてしまいました…;; 写真自体は発色の良いフィルムを使っていたので、とてもきれいに空の青の色などが出ていました。また、陽光が差し込んでいる写真などはとてもきれいです!

反省点をまとめてみました。

  1. フィルム:フィルムを入れる時に、フィルムの端をしっかりと巻きつけること。(まき太りの解消)
  2. 撮影:シャッターを切るときは本体を揺らさないようにしっかりとカメラを固定しつつ撮ること。(ブレをなくす)
  3. 6×6、6×9、6×12のサイズは1つに絞って、巻く数字を間違えないこと。(意図しない多重露光を防ぐ)

以上を踏まえて、新年ではもう一度、Belair X 6-12にチャレンジさせていただきます…!
最後になりましたが、今年も一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします^^

 
                                                                                                                                2012/12/25 後根

Belair X 6-12:
http://japan.shop.lomography.com/cameras/belair-city-slicker

フィルムの現像・スキャニング・プリントはトイラボへ
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