【知られざるカメラ】第10回:ミノルタ AUTOPAK450E


今回ご紹介する「minolta AUTOPAK 450E」は110カメラです、110カメラは
ポケットカメラとも言いますが、カートリッジ式の110フィルム(フィルムサイズ
は13mmx17mm)をカメラにセットするだけで簡単に撮影が出来るため、当時
は一家に一台と言うと大袈裟ですが、結構普及してたのではないでしょうか。
私も最初に所有したカメラが110カメラでして、たしか中一コース?の購読特典
で付いてたオマケだったようにも思います。

「minolta AUTOPAK 450E」は、横長で110カメラに多い形状のカメラです。
他にもレンズ交換式一眼レフとか各メーカーかなり力を入れた商品も発売し
ていました。個人的にも110に魅力を感じ、一眼タイプや距離連動式等、
結構集めて試し撮りしましたが、状態の良さや撮りやすさ、小さくてもずっしりと
したボディに惹かれ、このminolta AUTOPAK 450Eばかりで撮るようになりました。

AUTOPAK 450Eは、ゾーンフォーカス(4段階)でピントを合わせ、天候(晴れ・曇り)
かフラッシュ使用かに設定して撮影します。

 
写真左:450Eはストロボ用に単三電池1本使用。
写真右:110フィルム装填。

近年、110カメラはハリネズミやシスターホルガ等、トイカメラで
新商品が出ていますが、当時のカメラメーカーが発売した110は
小さいながらも良く出来てますね、。写りに関しても、それなりに
描写します。

1970年代頃の110カメラは、ハードオフやキタムラジャンク、
ヤフオク等で500円~くらいで入手可能です。

(作例 Film:Fuji SUPER 100G)


3.5mくらいにピントを合わせて


1.2mに合わせて


最短距離0.9mに合わせて


ストロボを使用、しっかり描写します。


大雨の合間に、レンズが曇りました…


無限遠もやわらかでそれなりに写ります。

110フィルムは既に製造中止しており、撮影は困難ですが、
現在、ギズモショップでは、上記作例でも使用した富士フィルム製
110フィルム付きで、現像、フィルムからのダイレクトスキャニング
(データCD)、そしてL判プリントもついたお得なトイラボ現像チ
ケット
限定販売しています、この機会にぜひお買い求めください。

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